前回報告から4ヶ月、「デュアルライフリノベーションプロジェクト」の第一弾となる物件が、2020/11月 無事に完成を迎えました。
当物件は、北杜市白州町の別荘地内にある築約40年の別荘をベースに、英国仕込のクリエイティブディレクター植木氏と、地元工務店運営の木村氏がその感性を掛け合わせ大胆にリニューアル。木とアイアンの巧みな組合せを得意とする木村氏が室内の造作や仕上げを、特徴的な色彩は八ヶ岳南麓が醸し出す色合いをオマージュし、独自の調合でペイントを植木氏が担当し、「オンリーワン」の世界観を表現。八ヶ岳別荘リノベーションのマスターピースとなるべく力の入った作品となりました。

◆特徴

古い中古物件だから壊して建て直すと言うスクラップ&ビルドの考え方ではなく、救える建物はレスキューしながら、古い建物の良さやキャラクターを活かし、使える物は使いやすく、スマートに修繕して魅力を再復活させるアップサイクル思考のリノベーション。
単なる塗装用の塗料を使用するのではなく、ローカルエリアの自然や風景からインスピレーションを取り込んだ6色のオリジナルカラーを当プロジェクト専用に作り、環境と健康に優良な水性塗料で塗装。

◆内外装:

オリジナルの板張り内装を活かし、ビニールクロスは一切使用せず塗装と壁紙だけでお部屋のイメージをガラリとチェンジ。愛情を失った昭和レトロの内装からスタイリッシュなニューイングランドスタイルのインテリアに変身。キッチンユニット、階段の手摺、ダイニングテーブル、玄関とLDKの分ける曇りガラス入りの引き戸木村工務店のハンドメイド。

純和室だった2階の寝室にペイズリー柄の英国製壁紙を施し、落ち着くグレートーンの壁と天井に加え、畳もマッチのグレー畳。そして畳縁もペイズリー柄を採用、和室を自分の部屋にしたくなってしまうアバンギャルドなマスターベッドルーム。窓から見える紅葉した森もインテリアに。1階の和室にもアクセントの英国製壁紙が使用。伝統的手法で印刷された壁紙には独特な手触りとテクスチャーが生まれ、デジタルプリントで印刷された壁紙では味わえない芸術的センスと英国の職人気質が込められています。

1階の和室はLDKと繋げてオープンプランの広々としたソーシャルスペース、キッチン、ダイニングエリア。友達を呼んでディナーパーティーにも最適。南側の大きな窓を開ければリビングと森のお庭が一体化。一歩踏み出せばウッドデッキでモーニングコーヒーやBBQ。ハンモックを置いてあなただけのリラックスタイムをコーヒーと読書で満喫できるパーソナルタイム。八ヶ岳ライフスタイルをエンジョイできる素敵なLDK。1階の和室とLDKの間にはロールスクリーンがあるので、プロジェクターで映画鑑賞も出来るホームシネマ。

塗装だけで築39年の中古別荘がここまで変わる!それが特徴的なフルリノベーションです。

 

◆リノベーション箇所:

◆リノベーション箇所:

・内部塗装
・外壁塗装
・キッチン取替、造作
・木工事(各所造作)
・アイアン工事(手摺造作他)
・畳入替
・洗面台取替
・浴室入替
・トイレ取替

・屋根吹替
・水道工事
・電気工事
・浄化槽
・伐採工事
・駐車場作成 他

・デザイン、スタイリング
・家具コーディネート

◆リノベーション総費用:約800万円(中古別荘本体費用は除く)

 

【リノベーション前】

【リノベーション後】